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住宅購入を決断できない理由とは?決断しやすいタイミングを解説

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住宅購入を決断できない理由とは?決断しやすいタイミングを解説

いつかはマイホームを購入したいと思っていても、なかなか購入を決断できないことがあります。
そのような場合には、決断をさまたげる理由を知ることが解決への第一歩です。
そこで今回は、住宅購入を決断できない理由とその対処法、人生のなかで住宅購入を決断しやすいタイミングを解説します。

住宅購入を決断できない理由

住宅購入を決断できない理由

住宅は高額な買い物であることから、なかなか購入を決断できないかもしれません。
まずは、漠然とした不安を深掘りし、購入を決断できない理由を洗い出してみましょう。

理由①住宅ローンの返済が不安

住宅を購入する場合には、金融機関で住宅ローンを借りるのが一般的です。
この住宅ローンは最長で35年にわたり返済を続けていく必要があるため、無事完済できるか不安で住宅購入を決断できない方がいらっしゃいます。
住宅ローンの融資を受けた当初は安定して返済できていたとしても、長い返済期間のなかではさまざまなトラブルが発生するかもしれません。
自分や家族が病気になり収入が減ってしまったり、家族の介護のために離職せざるを得なくなったりすることがあります。
住宅ローンの負担が重く感じられるようになると、生活費を削って返済を続けなくてはならなくなります。
また、住宅ローンの返済を滞納してしまうと購入した住宅が競売にかけられてしまう場合があり、住む場所を失うリスクから住宅購入を決断できない方もいらっしゃるでしょう。

理由②理想どおりの住宅が見つからない

住宅ローンの返済に不安がなくても、購入したいと思える住宅が見つからず、妥協をともなう決断ができない場合があります。
とくに、住宅に求める理想と希望条件が高すぎると、満点ではない住宅では契約へ進めません。
また、いったんは理想に近い住宅が見つかったとしても、もっと良い住宅があるのではないかと感じられ、購入を決断できないことがあります。
購入を決断できないまま物件探しを続行した場合、時間が経ってから以前目にした住宅を購入したいと思っても、すでに売れてしまっていることも珍しくありません。

理由③ライフスタイルの変化に対する不安

住宅の購入後にライフスタイルが変化し、購入を後悔するのではないかといった不安を抱くことがあります。
住宅購入を後悔するほどのライフスタイルの変化として挙げられるのは、出産や介護です。
現時点での家族構成に合わせた間取りの住宅を購入した場合、出産で子どもが増えると手狭になることが考えられます。
また、介護が必要になった親を呼び寄せて同居する場合だと、二世帯住宅にすれば良かったと後悔するかもしれません。
このように、ライフスタイルの変化による後悔を恐れるあまり、購入を決断できない方もいらっしゃいます。

住宅購入を決断できない場合の対処法

住宅購入を決断できない場合の対処法

住宅購入が決断できない理由には、住宅ローンの返済に対する不安やライフスタイルの変化に対する不安があります。
自分が住宅購入を決断できない理由が判明したら、不安を克服する対処法をチェックしてみましょう。

対処法①数パターンの返済シミュレーションをおこなう

住宅ローンを利用する場合、無理のない返済計画を立てるのが一般的です。
しかし一般的な返済計画は収入の減少を想定していないことが多く、万が一の場合に対する不安が残ります。
こうした住宅ローンの返済に対する不安が理由で住宅購入を決断できないならば、数パターンの返済シミュレーションをおこなうことが大切です。
収入を維持できた場合の返済シミュレーションだけでなく、収入が減少した場合や失業し再就職まで期間が空いた場合の返済シミュレーションもおこないましょう。
住宅ローン金利の上昇に備えて、金利の異なる返済シミュレーションをおこなうことも大切です。

対処法②完璧を求めず妥協する

満を持して購入する住宅に対しては、妥協せず理想どおりのものを追求したくなるものです。
しかし、こうした理想の追求が住宅購入の決断をさまたげているならば、多少は妥協することを検討してみてください。
とくにライフスタイルの変化は予測できるものではなく、すべての変化に対応できる住宅はありません。
駅からの近さ・間取りの使いやすさ・設備の充実度など、今の家族にとって大切な条件を考え、優先順位をつけてみてください。
住宅購入では、完璧を求めすぎないことが大切なポイントです。

対処法③住宅購入後の生活をイメージする

漠然とした不安がぬぐい切れず住宅購入が不安な場合には、住宅購入後の生活をイメージしてみるのがおすすめです。
新しい生活をイメージし今よりも快適な日常が送れると判断できれば、住宅購入に前向きな気持ちを持てます。
広い庭でガーデニングをしたりこだわりのインテリアで室内を統一したりするなど、新生活でやりたいことを考えてみると良いでしょう。

住宅購入を決断しやすいタイミング

住宅購入を決断しやすいタイミング

住宅購入を進めるには、決断できない理由と対処法を知ることが大切です。
このほかに、人生において住宅購入を決断しやすいタイミングをチェックすることも有効な対処法になります。

結婚・出産のタイミング

住宅購入を決断しやすいのが、結婚・出産のタイミングです。
結婚と出産は人生における大きな節目となることから、このタイミングで住宅を購入する方は多くいらっしゃいます。
実際に、国土交通省が公表している住宅ローン返済期間に関するデータでは、結婚や出産が増える30代で住宅を購入する方が多くなっています。
近年は結婚・出産をしない方も増えていますが、30代での住宅購入は、最長となる35年ローンが組める最後のチャンスです。
30歳で35年間返済を続ける住宅ローンを借りた場合、完済時の年齢は65歳です。
年金生活で住宅ローンの返済を続けることは困難であるため、定年前に完済できるよう逆算して30代で住宅購入を決断することをおすすめします。

現在の住宅が手狭になったタイミング

家族構成が変化し、賃貸物件では手狭になったタイミングで住宅購入を決断することがあります。
第2子以降の出産や親との同居に備えてより広い賃貸物件へ転居しようと思っても、4LDK以上の賃貸物件は少数です。
第2子以降の出産や親との同居に備えて広い賃貸物件へ転居しようと思っても、十分な広さの賃貸物件は見つからないかもしれません。
したがって、居住人数が増えて4LDK程度の間取りが必要になったタイミングは、住宅購入を決断しやすいタイミングといえます。

子どもが独立したタイミング

出産など家族の増加だけでなく、子どもの独立による家族の減少も、住宅購入を決断しやすいタイミングです。
子どもが独立したタイミングは、暮らしやすい老後の住まいを考えるタイミングでもあります。
広すぎる住宅は掃除に苦労するほか、郊外にある広い住宅だと車を使わずに移動することが難しくなります。
そのため、このタイミングで、利便性の良い駅や病院が近くにあるコンパクトな住宅へ住み替えを考えることがおすすめです。
現在住んでいる住宅を売却したお金で新居の購入ができれば、新たに住宅ローンの融資を受ける必要がありません。

まとめ

住宅購入が決断できない理由には、住宅ローンの返済に対する不安やライフスタイルの変化に対する不安があります。
数パターンの住宅ローン返済シミュレーションをおこなうことや、多少は妥協し完璧を求めすぎないことが、住宅購入を決断するための対処法です。
結婚や子どもの独立など、住宅購入を決断しやすいタイミングもチェックして、住宅の購入計画を進めてみてください。


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