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分譲地とは?どこがいいか迷ったときの区画の選び方を解説!

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分譲地とは?どこがいいか迷ったときの区画の選び方を解説!

マイホーム建築用の土地を購入するときの選択肢のひとつに、不動産会社が手掛けた分譲地があります。
しかし、そもそも分譲地とは何か、複数の区画のうちどこがいいのかなどの疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「分譲地はどこがいいのか」の疑問への回答として、分譲地の特徴や道路の方角の重要性、選び方のポイントを解説します。

そもそも分譲地とは何か

そもそも分譲地とは何か

マイホームを建設するための土地を探しているのなら、分譲地も視野に入れることをおすすめします。
ここでは、これから土地探しをする方が知っておきたい「分譲地」について解説します。

分譲地とは①宅地との違い

分譲地とは、簡単にいえば家を建築できる土地です。
分譲地とよく似ている用語に「宅地」がありますが、宅地はあくまでも土地の種別を示す地目のひとつです。
宅地も家を建築できる土地を指しますが、分譲地よりも意味合いが広い点を押さえておきましょう。
分譲地は、宅地のなかに含まれる土地のひとつと捉えると良いでしょう。

分譲地とは②不動産会社が販売

分譲地とは、不動産会社が販売している土地でもあります。
不動産会社は、まだ整備されていない大規模な土地を購入し、家が建てやすいように整地したり、ライフラインを通したりします。
そうして整備した土地を複数の区画に分割し、分譲地として一般の方へ販売しているのです。

分譲地とは③購入するメリット

分譲地を購入するメリットして、土地の境界が明確である点が挙げられます。
あらかじめ不動産会社側で分筆をおこなって、それぞれの区画に登記をしているため、境界に関して隣地の方とトラブルが起こる心配はありません。
また、水道やガスなど家で生活を送るにあたって、必要なライフラインがすでに整備されている点もメリットです。
もし、ライフラインが整備されていない土地を購入すると、水道管やガス管を敷地内に引き込むための工事費用が別途発生することがあります。
しかし、分譲地は、家の建築に必要な工事がすでに完了した状態で販売されているので、すぐに建築工事に着手できます。

分譲地とは④3つの種類

分譲地と一口にいっても、大きく「分譲宅地」「建築条件付き宅地」「建売住宅」の3種類に区分されます。
分譲宅地は、不動産会社が複数の区画に整備して販売している一般的な分譲地です。
分譲宅地を販売している不動産会社だけでなく、自由に建築会社を選べるところに特徴があります。
それに対して、建築条件付き宅地とは、指定された建築会社で家を建てなければならない分譲地です。
設計事務所に家のプランを考えてほしいなど、家づくりにこだわりがある方にはあまり向いていません。
建売住宅は、分譲地と建物がセットになった家を指します。
すでに完成している建物を購入する形になるので、すぐに住み始められる点がメリットです。
ただし、外観や設備などは、ほかに分譲されている建売住宅と似ているというデメリットがあります。

分譲地の区画はどこがいい?道路の方角が重要な理由

分譲地の区画はどこがいい?道路の方角が重要な理由

分譲地を購入するメリットはわかったものの、複数の区画のなかで、どこがいいのかがわからずに悩むことがあるでしょう。
そこでここからは、分譲地の区画選びにおいて、道路の方角が重要な理由を解説します。
分譲地の区画はどこがいいのかでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

分譲地はどこがいい?南側道路の特徴

分譲地はどこがいいんだろうと悩んだときには、道路の方角に着目しましょう。
敷地に対して、道路がどの方角に位置しているのかによって、日当たり具合が変わってくるためです。
たとえば、敷地に対して、道路が南の方角にあるときは、太陽の光を存分に家のなかに取り込めます。
また、庭でガーデニングをするときにも重宝するでしょう。
ただし、太陽の光を取り込もうと南側に大きな窓ガラスを配したリビングなどを持ってくると、道路から人目に付きやすくなり、プライバシーの確保が難しくなる点に注意が必要です。

分譲地はどこがいい?東側道路の特徴

敷地に対して、東側に道路があるときは、午前中に太陽の光が入り込みやすくなります。
寝室を東側にするなど間取りを工夫すれば、朝の光を浴びながら起床することが可能です。
午後は太陽の光を取り込みにくくなるデメリットがあるものの、夏場の暑い時期に直射日光を避けられる点はメリットといえます。

分譲地はどこがいい?西側道路の特徴

敷地に対して、西側に道路があるときは、午後に太陽の光が入り込みやすい特徴があります。
よく晴れた日には、冬場でも比較的室温が上がりやすいため、光熱費を節約しやすい点がメリットです。
しかし、夏場には強い西日によって、部屋の室温が上がりすぎてしまいかねません。
そのため、室内で熱中症になるのを防ぐためにも、日除けを設置するなどの工夫が必要です。

分譲地はどこがいい?北側道路の特徴

敷地に対して、道路が北の方角にあるときは、南側の建物に太陽の光を遮られ、日当たりが悪くなる傾向にあります。
4つのタイプのうち、もっとも人気がないため、比較的安価で購入できる点はメリットです。
ただし、北側道路でも、建物をできる限り北に寄せて建て、南側にスペースを設けると、日を取り込むことが可能です。

分譲地はどこがいい?角地や旗竿地の選び方のポイント

分譲地はどこがいい?角地や旗竿地の選び方のポイント

分譲地はどこがいいのか迷ったときには、角地や旗竿地に注目する選び方もあります。
ここでは、角地や旗竿地の特徴、選び方のポイントについて解説します。

分譲地はどこがいい?角地の選び方

角地とは、その名のとおり区画の角に位置している土地です。
2方向の道路に面している点が特徴であり、開放感があって日当たりが良いところがメリットです。
また、車の出し入れがしやすく、場合によっては建ぺい率が10%ほど上がって建てられる家の幅が広がるといったメリットもあります。
分譲地のなかでも、もっとも人気がある区画であり、資産価値が高い点も特徴です。
ただし、角地は人気が高い分、ほかの区画よりも価格が高く設定されているというデメリットがあります。
また、2方向の道路に面しているために、車どおりが多くて、子どもが交通事故にあいやすい、プライバシーの確保が難しい点もデメリットです。
そのほか、家の前にゴミ収集所が設置されることもあります。
そのため、角地の選び方としては、人どおりや車どおりは多いか、ゴミ収集所は近くにないかなどを確認するのがポイントです。

分譲地はどこがいい?旗竿地の選び方

旗竿地とは、道路に接している細い路地部分の先に敷地が広がっている土地です。
周りを建物に囲まれているため、どうしても日当たりは悪くなりやすいです。
また、車の出し入れがしにくい、家への出入りで、ほかの方の家の前をとおる必要があるなどのデメリットもあります。
しかし、旗竿地に建つ家は、道路からは離れているため、ほかの区画よりも騒音が気になりにくい点はメリットといえるでしょう。
さらに、人目にも付きにくく、プライバシーが確保しやすいというメリットもあります。
そのほか、旗竿地は、角地などの区画と比べると人気がないので、比較的安価で購入できるところもメリットです。
旗竿地の選び方としては、路地から奥の敷地までの長さを確認することがポイントです。
路地部分を駐車場として活用したいときは、十分な幅があるかも確認しておきましょう。

まとめ

分譲地とは、不動産会社が整備・区画して販売している土地を指します。
分譲地の区画のうち、どこがいいのかと迷ったときの選び方としては、まず道路の方角に着目しましょう。
また、分譲地の区画には、角地や旗竿地もあるので、自分たちの希望する家が建てられるかに焦点を置いて選ぶことをおすすめします。


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